ボーイズラブの定義

ボーイズラブ小説の書き方』をちまちまと読んでいます。
登場人物が男の子だからと言って、リアルにゲイ小説を書いてはいけないんだそうです。
「読者は女性です。そんなものを読んで楽しいでしょうか?」とあるんですけど、男同士あることを考慮に入れないで男女の恋愛の振り替えみたいなのだと、やっぱ、男同士の意味ってどこにあるのって思いますよねぇ?
昔から「そんなことに疑問をもってBL読んじゃいけない」とは言います。(えみくりさんとかそうでかでかと書いてある。えみくりさんの書く話はおもしろいから好きだ。おもしろいからあんだけ大手さんなのだと思う)
その他、手元にあるBL本はそのつもりで読んでますが、定義からしてそんなもんだと言われると反発を覚えると言うか……。
こう思う私の立ち位置って中途半端なのでしょうね。
男女の恋愛だと現実にありえないことでも書こうと思うんだけどなぁ。


ずーーーーーっと前。
まだBLって言葉がなくて、やおいがただの男男のお話のことを指す様になった頃、友人からこんなことを聞いたのです。
やおいって『恋愛』と『友情』を一緒に手に入れられるから女の子が憧れるんじゃないかな」と。
彼氏彼女ができると友達と過ごす時間が少なくなるけど、友達が恋人になれば両方ともなくならないでしょ?
それは確かにいいかも、と思って聞いてました。
今の大多数のBLって、これからは外れてますよね。
少なくとも『友情』は絡まないというか。


って、BL批判のつもりはないんだけど。
うーん。
うーん。
嗜好の違いだって言うのは分かってるんですけど、うーん……。


芯になるお話がBL要素を抜いてもおもしろいといいんですけどね。


パロディなら書くくせに、とのつっこみはお好きにどうぞ。
これは、最近、友人からのもう一つの言葉からじゃないかと思います。
好きなキャラ同士が仲良くしてるのは楽しい。